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大分県 中津市 ベルリンメガネ ソフィベルリン Jewelry miite 2代目が綴る日々坦々 ブログ

  大分県中津市出身。家業を継いで、メガネ屋と宝石店の2代目の想う事を書きます。仕事以外の事がほとんどかもしれません(笑)

モノノ良サハ関係ナイノカ?

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物が行き渡ってしまった
今の世の中で
物を売るという行為の意味は変わってきてる
と思います。

ものが無かった時代のお店には
モノを提供する事が役割としてあったのですが
ものが行き渡ってしまってる時代では
そのモノにある価値だけではダメなんですよね。

大体、モノってそのモノ自体を、
欲してるわけではなく
そのモノを手に入れることで
あーなる、こーなる、っていう事を
手に入れてるわけですよね。

だから、モノを手に入れてから先が重要だし
お店の役目は、その手に入れた先を
示すことも、提供することにプラスされるように
なってきたのが今の時代ではないかと。

んでもさ、それはモノ自体の価値や機能が
変わらないという前提ですよね。
もし、提供するモノに明確な価値の違いがあるならば
得られるその先が、やはり違うはず。
それは絶対に伝えないといけない事です。

なんで、そんなこと書くかって
ジュエリーって一般の人達からすると
その価値が伝わりにくいものだから。
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結婚指輪で、かたや5万のものと
かたや20万のものの違いは
使ってる地金の量だけ?
それなら絶対に5万のほうがコスパが高いですよね
(どんなに厚く作っても2〜3グラムしか変わらない)

じゃあその差は何なのか?
デザイン性?職人の技術?それ以外?

色んな要素が絡まって価格は決まってます

むかし、私の恩師が
ピカソの絵と、一般人の書いた絵
   同じキャンパス同じ絵の具を使ってるとして
   ピカソは億。一般人はうまくても、値段はなし。
   その差は何でしょう?」
と言ってました。

ジュエリーも、
同じプラチナや同じ金、同じダイヤを使っても、
製作に携わる人で価値が変わるものです。

「その先」をつたえる事はすごく大事です。
でも、その前提に価値が違えば
それを伝えないといけませんよね。

モノの良さは、私は必要条件だと思います。
でも、ものの良さだけではお客様は購入されません。
折角の良さを伝えるという責任が
お店の役目にしっかりとある事を肝に銘じ
そういうものを商いにさせてもらってるということ
自覚してお客様に「その先」を、
伝えていきたいですね。