伝統・慣例・慣習 守ルコト、変エルコト 【30/366】
特に大相撲ファンというわけでは無いんですがこのニュースをみて、ちょっとしたことなんだけど、実は本人も含め協会の大英断だったのではないかと思いました。
伝統的なものには、必ず慣例、慣習、しきたりというものがあって、ドラマなんかだと、それを変えようとすると、大反対が起きると相場が決まってます。
理由を聞くと「これまでそうだったから」「伝統だから」などなど、過去の通例を引き出してくるだけで、それ以上の答えが無かったりするのが定番。
(でも、伝統とかしきたりって意味があってやってることだと思うので、すべてを否定してるわけではないです。むしろ、そういうのが好きなタイプです)
大相撲という、これまたこんな世界のど真ん中のようなところが、こうも気持ちよく慣例を崩すなんて・・・とも思ったんですが、やはり、大相撲も神事であることと同じくらい、お客様に見てもらって存在しうるものであるということが、この決断にいたったのかなって。(そんなに重く考えてないかも)
近年、大相撲人気をどう高めていくかという事が相撲協会の課題(入場者数とか若い人人材の確保とか)で、あらためてこれまでの習慣と向き合ってみて、これまでの伝統を守りつつ、伝えたい人にどう伝えるかを工夫した。その結果が回転式という手法になった。
会社でもなんでも、「いもまでこうだったから」「過去はこうやってた」とばかり言ってて、変化を恐れてる、もしくは変化を望まなかったら、得たい結果には到底結びつかない。変化から逃げるのではなく、どうやったらいい変化できるか、また大切に守っていかなければならないことは何なのか。しっかりと考えられる会社は伸びていくんだろうなと、思った今日の記事でした。
自分は変わらなくても、自分の周りは常に変化してますからね!