時代ハユックリト早ク動イテイル 【42/366】
Amazonプライムに最近はすっかりお世話になりっぱなしの私。
とりあえず仕事や作業中、歩き回ってるときのBGMはプライムミュージックだし、家で夜、何か映画とかアニメとかと思うとプライムビデオだし。
そしたら、今日、日本映画を探してたら、なんと「ぼくらの七日間戦争」があるではありませんか!
去年、あまりに観たくて観たくてしょうがなくなって、それこそTSUTAYAにダッシュしたこの映画。(多分25年ぶりぐらいに観た気がする)
今の時代では考えられないような、学校と生徒の戦い。約30年前にはそこにあった常識を、現在に当てはめてみると、時代の移り変わりをしみじみと感じます。
冒頭、所持品検査を生徒に無断でする担任。
遅刻した生徒を正座させて並ばせている学校。
生徒の天パ疑惑に髪の毛掴んで水道の水をぶっかける教師。
前髪長いとはさみで切っちゃう先生。
中学生の子供に「30年前はこんなんだった」というかこれくらい怖かった、って言ったら、現在とはあまりにかけ離れてて実感なし。(全部が全部こんなんではないですけどね)
そうだよね。それくらい違うしね。
小学生だった当時、この映画を観ていてあくまで家と学校という場所しか世の中という世界が無かったけど、その世界の中で理不尽な抑圧に対する反抗というモノを、なぜかみんな持っていた時代だったように思えます。
そんな時代から、30年たつと、生徒と教師の立場は今やどうなのか?
今がいいともあまり思えないような時代になってきなた~とは思いつつ、映画のような時代が良いと思うわけでは無いけど、なにか抑圧からの開放って人類がずっとたどってきた歴史の1ページと一緒のような気がします。
なんか大げさな書き方になったけど、過去の作品は当時の時代背景を反映しているからこそ、どういう言う時代を経て今に至ったのかという観点で見ると面白いですよね。
そして、そこから読み取る時代の流れ。
30年前から現在なら、60年前から30年前は?90年前から60年前は?何かしらの区切りで世の中を見てみると、今から30年後ってどうなってるのか?予想することはできないかもしれないけど、いろんな可能性を想定することはすこしはできるかもしれませんね。
でも、こん作品で一番好きなのは、16歳当時の宮沢りえがめちゃくちゃかわいいことでした。。。