水ガアレバ 【108/366】
こんにちは、大分県中津市のベルリンメガネ・ソフィベルリン・ジュエリーミーテの二代目経営者・松本逸文です。
今日は、急遽、妻の実家であり、僕も以前住んでいた熊本県菊池市に行ってきました。
というのも、義父母は電話では連絡ついてたけど、実際に会ってみないと様子もわかんないし、水道の水は出るんですが、少し濁ってて飲むことができないということ。飲料水が残りわずかだけど、歳のせいもあり給水場まで行くのが大変という事で、さしあたって二人で1週間過ごすぐらいの水と、あと食料と諸々をもって行きました。
(持っていくものにどんなのがいいかという事は、東日本大震災の経験が活きてるとおもいましたね。)
それと、今回の地震でどれくらいの被害があるのかを直に見ないとわからないし、地震も少し落ち着いてきたかもということもあったので。
菊池市は熊本県北部の内陸地ですが、幸いにして高速と一般道で菊池市内まではそんなに苦労せず入れました。が、熊本市内へはおそらく渋滞で入るのが大変ではないんじゃないかなという状況でした。もし熊本市内だったら、ちょっと行けなかったかもしれません。(後でわかりましたが何とか行ってる方もいらっしゃいましたね)
水がいかに大切か
・野菜などはあるんですが、それを洗ったり調理したりする水が無い。
・洗い物をする水が無い。
水が無いだけで、年配者はこうも大変になるんだと。
もし水道がダメになったら、それに加え、トイレが使えなくなるという決定的なことも。今回の菊池の実家は水道が活きていただけ助かってます。
復旧するまでは、とにかくこの水、そして食料の確保が大切です。
もうじき、支援物資の要請や送る準備が整ってくる(すでに動いてる方もたくさんいらっしゃいます)と思いますので、その時のために支援できるものを準備しておく必要がありますね。
これからのこと
http://www.jica.go.jp/activities/issues/urban/ku57pq000019fbsv-att/reconstruction_standard.pdf
発災して3日が過ぎようとしてます。
今は、救助と水と食料の供給、医療活動と緊急体制であり、(上の表では「救急・応急対応をする 」というところ)そういう物資と人員を運ぶ事を優先した方がいいです。現に、高速の通じている熊本に一番近い植木ICでは、昼間はその手前の菊水ICの手前まで渋滞という状況。個人個人が動いてしまうと本当に今必要な車両が通れなくなるので、緊急を要しない人などは下手に動かないほうがいいです。自衛隊も続々熊本に入ってます。
この状況が過ぎる(ライフラインが復旧するなど)と、次は復興支援になります。(上の表の「復旧・復興体制をつくる 」というところ)ここからが、一般のボランティアの活躍してもらいたい時期になります。
ボランティアは基本、自前で食料と、あと服装は作業しやすいもの。簡単な道具も持ってこれるなら持ってた方がいいです。食料も服装も準備できないのであれば来ないことも決して悪いわけではないです。準備ができてない人が来ると逆に困る場合もあるので。ボランティアする側も誠意の押し売りにならないよう気を付けないとですね。
全国から人手が必要になるのはこの初期の段階。
これを過ぎると、専門的な人などが必要になりますが、今はまず復旧を支援しないと。
友人の店舗などもかなりの被害が出てるようでした。今できること、これから必要となることをしっかりと準備して、復興支援できるように備えたいと思います。