良さが伝わらないと無価値でしかないよね【322/366】
こんばんは、大分県中津市でメガネとジュエリーのお店をやってます、松本逸文@berlin_mattsun です。
昨日、今日と東京に出張でした。
年に2回開催される、うちが加盟しているメガネのボランタリーチェーンの会議(お勉強)でした。
本部がいろんなデータを分析してくれたり情報を集めてくれたり、その情報からどんなことが自分のところでできるだろうか?
意外とがっつりの5時間ぶっ続けの勉強会。
それで、大手さんの情報とかも分析してくれてるんですが、僕は基本的に勢いのあるところとか、うまくいってるところを参考にさせてもらう、というかうまくいってる要素は何かってことを考えるんですよね。
その理由みたいなのって案外シンプルだったりするので、そのいい部分を活かせないかなって考えてみる。
今回一例で上がっていた企業に興味がありまいた。
ある企業なんですが、ずっと業績が下降していたのに、ある時期から回復して、今は堅調に推移してました。その要素は本当にシンプルに、「眼鏡店としてちゃんとする」みたいな感じなんじゃないかなって僕は見たんです。
この「眼鏡店としてちゃんとする」ことをお客様にしっかりと伝えることって、メガネ屋さんがほとんどしてこなかったことんっすよね〜
うちもしかりです。
でも、実際は昔からのメガネ屋さんは職人気質の人が多いんで、お客様のためにちゃんとしようしてるんだけど、それがお客様にとっては「当たり前」もしくは「普通」になってしまってる。そこに至るまでに、いっぱい勉強して経験も積んできてるのにね。
それがもったいないな〜って僕はちょくちょく言うんですよね。なんせ僕自身はあんまり技術的なことや経験的なことがわかんないから(と言っても最低限の知識はありますからね)。消費者に近い目線だからそう思うんです。
うちのベテラン社員さんたちの技術をみてるとすごいな〜っていつも思う。でもお客様に伝わってない。それはその技術にお客様が価値を見出せないってこと。これはとても残念なことだと思う。
毎月買う、とか、シーズンごとに買うとかいう商品じゃないからこそ、少ない接点の中でどうやってお客様に伝えていこうか、そこを考えていかないと、どんどんメガネ屋さんが減っていくだけ。そうならないために、そしてしっかりと積み上げてきたものにお客様が価値を見出してもらえるように、ぼくはお伝えする役でありたいですね。
「眼鏡屋としてちゃんとする」の”ちゃんと”が何なのかは、また書きたいと思います。
それでは、今日もここまで読んでくださった皆さま、ありがとうございました!
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