レンズニハ色ンナ種類ガ有リマス ～其ノ⑤～ 【11/366】

まだ書くか！というこのシリーズ。

写真もない、文字だけの文章に、若干の焦りもありつつ、まっいっかと思って書いてます。

それで、何をまだ描くかというと、それは・・・

「ガラスレンズ」です。

年配の方はなじみの「ガラスレンズ」ですが最近は、ほとんど見ることがなくなりました。

なぜか？？

はい、単純にメガネ屋が売らなくなったから・・・ではなく、プラスチックレンズの種類が増えたから・・・でもなく、実は両方相まって「ガラスレンズ」が減ってきました。

決してなくなったわけではなく、ガラスレンズでも、累進レンズも単焦点レンズもちゃんと存在してます。

でも、少ないのは、やはり「割れる」から。

むかし、ガラスレンズしかなかった頃は、メガネって落としたらレンズが割れる事って普通だったんです。その昔、今みたいに安いメガネってなかった時代だから、レンズ割れると、また新しいレンズを変えるのに、結構なお値段がかかってしまってました。コンタクトレンズ無くした～っていうのに近いかも。それで、落としても割れない（キズはつくかもしれませんけど）プラスチックレンズがどんどんシェアを伸ばしていったわけです。

ガラスレンズの強みは「薄さ」と「耐熱」です。

ガラスの方が、一般的にはプラスチックレンズより「薄く」出来上がります。それと、プラスチックレンズの一番の大敵が「熱」なんですが、その熱にも強い。硬いからキズにも強い。こう書くと落とさないならガラスの方がいいじゃんって思うかもしれませんが、プラスチックレンズの強みは「軽さ」と「割れにくさ」です。割れてしまっては、強みもなにもなくなってしまいますし、ガラスと比べるとほんとプラは軽いんです。最近では、ガラスに近い高屈折レンズも出てきて、薄さもかなり追及されてきてます。

総体的にはガラスはやはり耐久性の欠点が避けられ、プラスチックにとって代わってますが、たまに、外で草刈りなどの作業や、火を使う作業が仕事という方は、ガラスレンズを選ばれることも良くあります。

特定の使用目的の際には、ガラスレンズも選択肢に入れてもいいかもしれませんね。

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